2018/11/12

Thinkpad X1 Carbon 2018 はコスプレフォト用途に向いている

Thinkpad X1 Carbon 2018を買いました
【構成】
Corei 7-8550u
RAM 16GB
SSD  NVM Express 512GB
HDR WQHD液晶
LTE enable 

保証は3年保証にバッテリー交換保証も付けました
Lenovoは旧IBM体制のサポートがつけれるのが安心ですね。
これ以上ないぐらいにスペック盛りましたがMac book pro とかに比べると安いもんです。

で、本題。

【コスプレフォトレタッチに最適か?】

以下の三つをお話しします。
・HDR液晶の画質について
・現像のスピードに関して
・実際の運用について

・HDR液晶の画質について

画質ですが、素人目で見る分には滅茶苦茶良いです。
比較対象としてiPad pro(2017)が手元にありますが、同等もしくはそれ以上に綺麗です。
そして何よりも驚いたのが、色合いがiPad Proと非常に似ていることです。
※think vantageというプリインツールでディスプレイのカラー設定はフォトプロモードにしています

iPad pro のLightroom mobile とX1 CarbonのLightroomで同じ写真を表示させたところ、ほぼ同じ色に見えました。
ただ若干異なるところもあり、X1 Carbonの液晶のほうがより綺麗に見える印象でした。

グレア液晶の反射が気になるのではないかと届くまで不安でしたが、
気になるような場面は意外と少なく、個人的にはグレアで高画質なHDR液晶にして正解でした。
最近はスマホやiPadでグレア液晶に慣れてましたからね...

・現像のスピードに関して

私の素人レベルのPhotoshop 加工では特に重さを感じることはありませんね。
D850 で撮影された画像データを何枚かレタッチし、
3D文字の文字入れや、ゆがみツールの使用、肌の色合い調整等行いましたが、
もたつきを感じる場面はありませんでした。
レイヤー4枚程度の加工だったので、レイヤーが増えてくるときついかもしれません。

Lightroomの使用に関しましては、
写真読み込み時のスマートプレビュー作成や書き出しを行うときにスペックの不足を感じます。それ以外の内容に関しては特にもたつきは感じません。

X1 Carbon購入前はCore i5-3570kのPCでレタッチをしていましたが、
それと比較すると全体的にPhotoshop周りの動作は早くなっている印象ですが
上記にも書きましたスマートプレビュー作成や書き出しは少し遅いように思います。
厳密に時間を計測したわけではないので気のせいかもしれないんですが...
とまあ、そんなに早くないと文句を垂れましたが、
5世代前とはいえデスクトップのCPUと良い勝負できるなんてすごいですね。
購入前の調査で同じぐらいのパワーだと認識済みだったので、期待通りというところです。

ただ気になる点もありました。
書き出し等まとまった処理を行う際に気になったのがCPUの温度です。
open Hardware moniterで観察してますと98℃とかとんどもない数字を叩き出します。
私の感覚では完全にやばい温度なのですが大丈夫なんですかね...?
もちろんこんな温度になってるときは、サーマルスロットリングが働きますのでクロックが2GHzぐらいまで落ちてました。
そんなときでもCPUが割と静かだったのですが、個人的には静穏性よりもしっかりとした冷却をしてほしいですね。

・実際の運用について

写真管理の運用ですが写真の大半は以前使ってたデスクトップPCの共有フォルダに置いてX1Carbonからはネットワーク越しに参照してます。
いわゆるNASみたいなものです。

最近のファイルや未レタッチのファイルはローカルに保存してLightroomのカタログで管理しています。
Lightroomのファイル参照先フォルダはネットワークドライブ上でも問題ありませんので、複数PCに分散したデータをカタログ一つで一括管理できます。

microSDカードが最近はかなり安いみたいなので、容量をどうしても拡張する必要ができたらSSD換装の前にまずはSD追加ですね。


【まとめ】

ノートPCで気軽に持ち出してレタッチ等行う用途では、最適解かと思います。
Macbook pro という選択肢もありましたが仕事柄Windowsの知識を深めたいという事情があり、Macbookは選択肢から早々に外れました。
Huawei のMate book X pro も画面が綺麗でよかったのですが、X1Carbon以上に排熱が苦手そうなこととHuaweiのサポートに不安しかなかったため、選択肢から外れました。

X1 CarbonはLTEも搭載可能なところや、頑丈であらゆるロケ環境にも耐えうること、手厚いメーカー保証等、アクティブに動き回るレイヤーとしては嬉しい部分が多いように思います。細かい操作をトラックポイントでできる点も個人的にはポイントが高いです。

ThinkPadはいいぞ(完)










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